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2021.08.30

ADSCとは

ADSCとは、「Adipose Deriver Regenerative cell」の略称で、脂肪組織由来幹細胞のことを言います。組織や器官、臓器など私たち人間の体内には約37兆個もの細胞があると言われており、その全てが同じ遺伝子情報を持っています。

そのうちの一つである幹細胞は、際限なく増殖・細胞分裂することができ、この能力を利用して行われているのが再生医療です。患者の細胞を採取して行う骨髄幹細胞というものは以前から知られていましたが、近年、脂肪細胞にもそのような細胞が含まれているということが明らかになりました。また、含まれている数は骨髄よりも脂肪細胞の方が多いことから、新たな治療法としてADSCを行う医療機関が増えています。

この治療では、外科的に採取した脂肪組織を特殊な酸素液につけて幹細胞を分離させ、培養室で増殖させます。その後、注射や点滴などを用いて、患部に移植し、自然治癒力が働くことを期待します。同じ再生医療としてADRCという療法がありますが、ADSCは人工的に培養した細胞です。そのため、脂肪組織内に存在している状態のままではなく、人が操作を加えることによって、本来持つ性質や特徴が改変されます。

他にも異なる点は、作業が手作業で行われることや、細胞の調整に時間がかかるということです。ADSCは、他の手術と併せて行うことで、骨折や椎間板ヘルニアの治癒を早めることが期待されています。実際に、慢性腎臓病や免疫介在性貧血、突発性炎症腸疾患、多発性関節炎などの症状に効果があったという報告もされています。

将来的に、様々な病気に対して高い効果が期待できる治療法です。損傷した組織や器官、臓器を再生させるために、このような幹細胞は再生医療で活用されています。

所在地 東京都豊島区東池袋1-42-16
ニードビル4階/5階
診療時間 11:00-20:00
(受付時間:11:00-19:50)/ 水曜定休
アクセス 各線池袋駅 東口 徒歩3分
公式サイト https://snmc-by-shibuyamori.com/